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開院準備はどこまで進んだ?!

  • 1月17日
  • 読了時間: 4分

ロンドンでの開院準備、まだ日本にいるため、少しずつですが、着実に進めています。


この春の診療開始を目指していますが海外での診療ということもあり、法規制や、ビザの要件、日本との診療材料の違いなど、一つひとつ確認しながら、慎重に進めている段階です。


いま私が主に取り組んでいるのは、場所の決定 と 診療体制づくり です。


昨年11月の末に一度英国に入国して現地での確認を行い、現在は日本から、オンラインでさまざまな調整を続けています。


当然ながら、ロンドンは広いですね笑。

同じ街の中でもエリアによって雰囲気や条件が大きく異なります。以下は、ロンドンで多く日本人が住むと言われるエリアをわかりやすく地図にしたものです。(エイブルネットワークロンドン店様のHPより)





開業場所については、そこを意識し、「日本人の方が通いやすい場所」そして「安心して診療を受けていただける環境」この2つを大切にしながら、いくつかの候補と慎重に調整を進めてきました。


「候補」というのは、診療室をそのまま貸してくれる歯科医院です。


日本でも、歯科の新規開業というのはとても費用がかかります。 都内のビル開業などでも1億前後の費用はゆうにかかりますし、私の日本の医院があるような地方都市では、駐車場も必要なので、土地から建物まで、となればさらに費用は跳ね上がります。


ましてや、今回の場所はニューヨークと並び土地や家賃が高いことで知られるロンドン。

新規で開業などは、まったく現実的ではありません。




しかし、週に数日程度、使っていない診療室を1日単位でかしてくれる歯科医院は、多くはありませんが探せばポツポツと出てきます。向こうも、空いている部屋を貸して、少しでも家賃の足しになれば、と考えるのでしょう。



さすがにハーレーストリートは無理ですが、とても借りやすい値段のところが西ロンドンのイーリング地区にありました。日本人学校もあり日本人も多く住むエリアであるため、そこを第一候補としてつい最近まで考えていました。オーナー歯科医師も、気さくでとてもフレンドリーな方だったのです。


ところが先月になって突然、人に医院の一部を貸していることについて、ビルのオーナーがいきなり物言いをつけてきてしまい、現在弁護士を通して交渉中だとか。

なんとその話はいきなりペンディングになってしまったのです。いつ決着がつくのか、何度尋ねても「こればかりはわからない」の一点張り。


さて、困った。

次に考えたのが、イーリングの医院よりはだいぶ家賃が高いけれども、素晴らしい設備をもつバンク(イングランド銀行のある官庁街)の医院。住宅地ではないけれど、日本人駐在員が多く働いているし、いろいろな路線からの乗り入れもある。


ここなら、ロンドン中からアクセス可能だし、しかも、ハーレーストリートなみの設備を、比較的良心的な費用で貸してくれる。数人のの歯科医師がすでに借りて独自に運営しており、イーリングのようなドタキャンもなさそう。


そして、さらに、セントラルロンドンの中でも西よりのケンジントンと、美しい高級住宅地ハムステッドに近いエリアにも、日貸しの医院が見つかり、現在並行交渉中。


しかしどこも、家賃の問題だけにとどまらず、使える曜日だとか、設備だとか、法的なルールだとか、なんとも帯に短したすきに長し。ここにきても、なかなか決まりません。

そして、ズームで話していた時にはやけに調子が良かったのに、契約書がきてみるとびっくりするほと話が違っていたり。いったいどの口が言ってるんだい!!とメールに叫んでしまいます。


でも、必ず縁のある場所が見つかるはず。

ここにきて、思いがけず長引く場所探しに挫けそうになる時もあるのですが、いつも集中するのは「自分でコントロールできるところ」のみ。


そんなわけで、いまだに、すぐに「〇月〇日オープンです」とはっきりお伝えできる段階ではありませんが、春の開業を目指し、一つひとつ確認しながら、できるところからじっくりと準備を進めています。


海外での歯科受診には、「どこに行けばいいかわからない」「説明が不安」「異常に高額なのではないか」と感じる方も少なくありません。

だからこそ、「困ったときに思い出してもらえる場所」「安心のために通える歯科」を目指して、準備を重ねています。

今のこの苦労が、「ああ、このためだったのね」と思えるような未来を、想像しています。


また進展がありましたら、この Clinic Journey でお知らせしますね。


どうぞ引き続きお付き合いください。


Bloom Dental Studio London

歯科医師 松浦直美


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